こんにちは。
大宮なりた歯科医院 歯科技工士の吉富です。
最近、患者さんからこんなご質問をいただくことが増えています。
「ゴールドって、どうしてこんなに高いんですか?」
「セラミックと比べて、どっちがいいんですか?」
実はここ数年、世界情勢や為替の影響により金の価格は大きく上昇しています。
それに伴い、歯科用ゴールドの詰め物や被せ物の費用も以前より高くなっているのが現状です。
では、価格が上がっている今でも、なぜゴールドは選ばれているのでしょうか?
■ それでもゴールドが選ばれる3つの理由
① 歯にぴったり合う「精度の高さ」
ゴールドは非常に加工しやすい素材で、細かい部分まで丁寧に仕上げることができます。
歯とのすき間が少なく、ぴったりと適合することで、むし歯の再発リスクを抑えることにつながります。
② 噛み合わせにやさしい素材
ゴールドは、噛む力に合わせて少しずつなじむ性質があります。
硬すぎる素材と違い、かみ合う歯を傷つけにくいのが大きな特徴です。
また、部分的な詰め物は、金属の辺縁が延びることで歯と金属の隙間も小さくなっていき、長い年月をかけて歯が磨耗してもゴールドが形を変えてついていくので、長く身体に合った状態が続きます。
「長く使うこと」を考えたとき、実はとても大切なポイントです。
③ 長く安定して使える
ゴールドは錆びにくく、お口の中でも安定した状態を保ちやすい素材です。
しっかり作られたものは、10年・20年と長持ちするケースも少なくありません。
太古の昔から価値を認められた金属であり、歯科材料として利用され始めたころからずっと良いと評価され続けている素材でもあります。
初期費用は高く感じるかもしれませんが、「やりかえが少ない」という点では、結果的に負担が少なくなることもあります。
■ 知っておきたいデメリット
もちろん、良い点だけではありません。
・金価格の高騰による費用の高さ
・見た目が金色で、目立つ部位には不向き
また、すべての方にゴールドが最適とは限りません。
歯の状態や見た目の希望によっては、セラミックなど他の素材のほうが適している場合もあります。
■ 「価格」だけでなく「価値」で選ぶことが大切です
被せ物や詰め物は、一度入れると長く使うものです。
だからこそ
「安いから」ではなく、
・長持ちするか
・歯にやさしいか
・自分の希望に合っているか
という視点で選ぶことが大切です。
ゴールドは決して安い素材ではありませんが、
精度・耐久性・やさしさという点では、今も非常に優れた選択肢のひとつです。
■ 気になる方はお気軽にご相談ください
「自分にはどの素材が合っているの?」
「ゴールドとセラミック、どちらがいい?」
そんな疑問がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
お口の状態やご希望に合わせて、最適な治療方法をご提案いたします。
価格が上がっている今でも選ばれ続けている理由が、ゴールドにはあります。
その価値を、ぜひ知っていただければと思います。🦷
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