さいたま市大宮区の歯医者 大宮なりた歯科医院のブログ

診療時間
9:0013:00
14:3014:1518:3018:00

8時半〜12時/13時〜16時

休:木・日・祝

ご予約・お問い合わせ
048-645-0005

再診で治療をご希望の方は
電話でお問い合わせください

さいたま市大宮区・氷川参道の近くにある歯医者さん

大宮なりた歯科医院

〒330-0803
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1丁目158
診療時間
9:0013:00
14:3014:1518:3018:00

土曜8:30〜12:00/13:00〜16:00

休診:木曜・日曜・祝日

ご予約・お問い合わせ
048-645-0005

再診で治療をご希望の方は
電話でお問い合わせください

問診票の事前記入で
当日の受付がよりスムーズに!

BLOG

ブログ

  • *
  • *

唾液の性質と働きについて✨

💧だ液の性質と働きについて💧

私たちの口の中は、常に「だ液(唾液)」によって守られています。普段はあまり意識することはありませんが、だ液はお口の健康だけでなく、全身の健康にも深く関わる重要な体液です。ここでは、だ液の性質や役割について詳しくご紹介します。

💧だ液の基本的な性質💧

だ液の約99%は水分でできていますが、残りの1%にはさまざまな成分が含まれています。代表的なものとして、電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンなど)、酵素、タンパク質、抗菌物質などがあります。これらが組み合わさることで、だ液は単なる「水」ではなく、多機能な役割を果たしています。

健康な成人では、1日に分泌されるだ液の量は約1〜1.5リットルといわれています。安静時にも分泌されていますが、食事や会話、噛む刺激によって分泌量は増加します。

💧潤滑作用と粘性💧

だ液には適度な「粘り気」があり、これにより口の中を潤滑に保ちます。この性質のおかげで、私たちは食べ物を噛んだり飲み込んだり、会話をしたりすることがスムーズにできます。だ液が少なくなると、口の中が乾燥し、話しにくさや飲み込みにくさ、粘膜の痛みなどが起こりやすくなります。

💧消化を助ける働き💧

だ液には「アミラーゼ」という消化酵素が含まれており、食べ物に含まれるデンプンを分解し始めます。つまり、消化は胃に入る前からすでに口の中で始まっているのです。よく噛んで食べると「甘みを感じる」ことがありますが、これはアミラーゼの働きによるものです。

💧緩衝作用(pHを保つ働き)💧

口の中は、飲食によって酸性に傾きやすい環境です。だ液には酸を中和する「緩衝作用」があり、pHを中性に近い状態へ戻す働きがあります。この作用は、むし歯の予防にとても重要です。だ液の分泌量が少ないと、酸性状態が長く続き、歯が溶けやすくなってしまいます。

💧再石灰化を促す性質💧

だ液にはカルシウムやリンが含まれており、歯の表面(エナメル質)が酸で溶けかけた部分を修復する「再石灰化」を助けます。初期のむし歯であれば、だ液の働きによって自然に修復されることもあります。これも、だ液が「天然の修復液」といわれる理由のひとつです。

💧抗菌・自浄作用💧

だ液にはリゾチーム、ラクトフェリン、免疫グロブリン(IgA)などの抗菌成分が含まれており、細菌の増殖を抑える働きがあります。また、だ液が口の中を循環することで、食べかすや細菌を洗い流す「自浄作用」も発揮されます。この働きにより、口の中の環境は常に一定の清潔さが保たれています。

💧味覚を支える役割💧

味を感じるためには、食べ物の成分がだ液に溶ける必要があります。だ液が十分に分泌されていることで、味覚は正常に働きます。口が乾燥すると「味がわかりにくい」と感じるのは、このためです。

💧だ液の性質は変化する💧

だ液の量や性質は、年齢、体調、服用している薬、ストレス、生活習慣などによって変化します。特に加齢や薬の副作用によってだ液が減少すると、むし歯や歯周病、口臭、誤嚥性肺炎のリスクが高まることが知られています。

💡ポイント💡

だ液は、潤す・守る・修復する・洗い流す・消化を助けるなど、数多くの大切な役割を担っています。お口の健康を保つためには、だ液の働きを最大限に活かすことが重要です。よく噛んで食べること、こまめな水分補給、規則正しい生活は、だ液の分泌を促す基本的な習慣です。だ液の性質を知ることは、お口の健康を見直す第一歩といえるでしょう。

口が乾燥する状態は「ドライマウス(口腔乾燥症)」とも呼ばれます。
唾液は思っている以上に大切な役割を果たしているため、乾燥が続くとさまざまなトラブルが起こります。

■ 唾液の分泌量が低下すると(乾燥する)と起こること

① むし歯・歯周病が増える😈

唾液には
・細菌を洗い流す「自浄作用」
・酸を中和する「緩衝作用」
・歯を修復する「再石灰化作用」

があります。乾燥するとこれらの働きが低下し、むし歯や歯周病のリスクが一気に高まります。

② 口臭が強くなる

唾液が少ないと細菌が増殖しやすくなり、揮発性硫黄化合物(においの元)が発生しやすくなります。
「朝起きたときの口臭が強い」という方は乾燥が原因のことが多いです。

③ 舌がヒリヒリ・痛みが出る⚡️

唾液は粘膜を守る保護膜の役割をしています。乾燥すると舌や頬の内側が傷つきやすくなり、
・ヒリヒリする⚡️
・味覚が変わる
・舌が赤くなる👅
といった症状が出ることがあります。

④ 食事がしづらくなる

唾液が少ないと
・飲み込みにくい
・パンやクッキーが口に残る🍪
・むせやすい

といった嚥下トラブルが起こります。高齢の方では誤嚥性肺炎のリスクにも関わります。

⑤ 会話がしづらい

唾液は発音を助ける潤滑油の役割もあります。乾燥が強いと滑舌が悪くなり、人前で話すのがつらくなることもあります。

■ なぜ口が乾くの?🤔

主な原因は

・加齢
・ストレス
・口呼吸
・薬の副作用(降圧剤・抗うつ薬など)
・糖尿病などの全身疾患

などです。

■ 乾燥は「全身の健康」にも影響します

お口は体の入り口です。乾燥を放置すると、
むし歯や歯周病の悪化だけでなく、栄養状態の低下や感染症リスクの増加にもつながります。

「最近口がネバつく」「水がないと食事がつらい」
そんな症状はありませんか?

軽い乾燥でも早めの対策が大切です。
セルフケア方法や対処法もお伝えできますが、気になりますか?

唾液を多く出すには?

唾液を増やすには、「刺激する・巡らせる・乾燥を防ぐ」ことがポイントです。今日からできる方法を詳しくご紹介します。

■ ① よく噛む(いちばん効果的)

唾液は“噛む刺激”で分泌が増えます。
・一口30回を目標に
・ガム(キシリトール入り)を噛む
・繊維質の多い食材を選ぶ

特にキシリトールガムは、むし歯予防にもつながるのでおすすめです。

■ ② 唾液腺マッサージ

耳の前・あごの下・あごの裏には大きな唾液腺があります。

● 耳下腺(耳の前)

指でくるくる円を描くようにマッサージ

● 顎下腺(あごの内側)

あごの骨の内側を押し上げるように

● 舌下腺(あごの真下)

親指でやさしく押す

1か所10回ずつ、1日2~3回行うと効果的です。

■ ③ 水分をこまめにとる

一度に大量ではなく、少量を頻回に。
カフェインやアルコールは利尿作用があるため摂りすぎ注意です。

■ ④ 鼻呼吸を意識する

口呼吸は乾燥の大きな原因です。
・寝るときの口テープ
・鼻づまりの治療
も有効なことがあります。

■ ⑤ 舌をよく動かす

「あ・い・う・べ体操」など、口周りの筋肉を動かす体操も唾液分泌を促します。

■ ⑥ ストレスを減らす

唾液は自律神経と深く関係しています。
緊張すると口が乾くのはそのためです。
深呼吸や軽い運動も効果があります。

■ それでも乾く場合は?

・服用中の薬の影響
・糖尿病
・シェーグレン症候群

などの可能性もあります。

「水がないと食事ができない」「夜中に何度も目が覚める」ほど乾燥する場合は、歯科や医科での相談をお勧め致します。👨‍⚕️🏥