歯周病予防のために、今日から始めたい生活習慣
歯周病は「気づかないうちに進行する病気」と言われています。痛みが出にくいため放置されやすく、進行すると歯を失う原因にもなります。しかし、日々の生活習慣を少し見直すだけで、歯周病はしっかり予防できます。今回は、歯科衛生士としてぜひ実践してほしいポイントをお伝えします。
① 正しい歯みがきを身につける
歯周病予防の基本は、毎日の歯みがきです。大切なのは「回数」より「質」。歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)に歯ブラシの毛先を軽く当て、小刻みに動かしましょう。力を入れすぎると歯ぐきを傷つけてしまうため、鉛筆を持つように優しく持つのがコツです。1日2〜3回、特に就寝前は丁寧に行いましょう。

② 歯ブラシだけに頼らない
歯ブラシだけで落とせる汚れは約6割と言われています。歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで、歯と歯の間のプラークを効果的に除去できます。最初は面倒に感じるかもしれませんが、1日1回でも続けることが大切です。

③ 食生活を整える
甘いものを頻繁に食べる習慣や、だらだら食べは歯周病リスクを高めます。また、ビタミンCやタンパク質は歯ぐきの健康維持に欠かせません。バランスの良い食事を心がけ、よく噛んで食べることで唾液の分泌も促されます。

④ 禁煙を意識する
喫煙は歯周病の最大のリスク因子です。タバコは歯ぐきの血流を悪くし、炎症に気づきにくくなります。治療効果も下がるため、歯周病予防を考えるなら禁煙・減煙はとても重要です。

⑤ 定期的に歯科医院でチェック
セルフケアだけでは取り切れない汚れや歯石は、歯科医院でのプロケアが必要です。3〜6か月に一度の定期検診で、歯周病の早期発見・予防につながります。
歯周病予防は、特別なことではなく「毎日の積み重ね」です。今日からできることを一つずつ始めて、健康な歯ぐきを守っていきましょう。



