今回は歯間ブラシについてお話ししたいと思います。
まず、歯間ブラシの使用をおすすめしたいのは、歯と歯の間に隙間があり、
デンタルフロスだけでは十分に汚れを落とせない場合です。
具体的には
◦歯ぐきが下がってきて、歯と歯の間に隙間がある
◦ブリッジやインプラントが入っている
◦矯正装置が入っている
◦歯周病や歯肉炎の予防が必要な人
※歯と歯の間に隙間がほとんどなく、歯ぐきが健康で歯が密着している人は、
無理に歯間ブラシを入れると歯茎を傷つけてしまうことがあります。
その場合はデンタルフロスの方が適しています。
それでは歯間ブラシについて説明したいと思います
歯間ブラシとは、歯と歯の間のすき間(歯間部)を清掃するための小さなブラシのことです。
普通の歯ブラシでは届きにくい部分の汚れ(プラークや食べかす)を
効果的に取り除くために使います。
🔹 特徴
• 先端に小さなブラシ(ワイヤーにナイロン毛を植えたもの)が付いている
※ゴムタイプの歯間ブラシもあります
• サイズがいくつかあり、歯と歯のすき間に合わせて選ぶ(4s〜LL等)
• 持ち手の形も「L字型」「ストレート型」などがある
🪥 歯間ブラシの使い方
⭕️サイズを選ぶ
• 歯と歯のすき間に無理なく入る太さを選びます。
• 小さすぎると汚れが取れず、大きすぎると歯ぐきを傷つけます。
→ 歯科医院でサイズを確認してもらうのがおすすめ。
⭕️動かし方
1. ゆっくりと歯間に差し込む
2. 前後に2〜3回動かす
3. 強く押し込まず、摩擦でプラークを取り除くイメージ
⭕️タイミング
• 1日1回が目安(夜の歯みがき後がベスト)
• 歯ブラシと併用することで清掃効果が大幅にアップします
⭕️使用後
• 水でよく洗い流し、清潔に保管
• 毛先が広がったりワイヤーが曲がったら交換
✅ 注意点
• 無理に入れると歯ぐきを傷つけるので「スッと入るサイズ」を選ぶ
• 出血する場合は炎症のサイン → 継続すると改善することもありますが、
長く続く場合は歯科でチェック